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加湿器を使わない簡単・エコな加湿方法を紹介!私が加湿器をやめた理由も

5年ほど前より、ちはや家では加湿器を全面撤廃しました。

その理由とは

『洗えないところにカビが生えてた…』

これだけです。

毎日のことなのでめんどうなことはいやだと考えたうえで、現在ちはや家でやっていることを紹介したいと思います。

加湿器が「絶対悪!」といっているのではありません

現在、良い加湿器もたくさんあると思います。(私がずぼらだったせいもあるかもしれないので)

ただ、いったんカビが気になってしまってどうしても使いたくないと思った人や電気代の節約のためにという人の参考になればいいなと思います。

電気をつかわずに加湿する方法はあるのか

部屋を加湿する場合、思い浮かぶのは加湿器ですが、電気を使わずにお手軽簡単に部屋を加湿することができないか考えてみました。

 

洗濯ものを部屋干しする

雨など天気が悪い時に部屋干しすることはあると思います。

エアコンを使用すると部屋の中は乾燥するため、外に干しているより乾きがよいことが多いです。

ただ洗濯ものが多いと湿度が高くなる時間帯がふえるので、窓の結露ができたときはこまめにふき取るとよいです。

部屋干しの臭いが気になる人にはおすすめできません。

 

タオルを干す

ちはや家でもっとも多くやるパターンです。

こちらは洗濯ものではなく、フェイスタオル(約30×80センチの大きさ)を2枚干すだけというもの。

洗濯物を干すのとは違い、自然蒸発させて加湿を狙うので窓に結露はできにくくなります。

タオルを干す場所はできるだけ窓側よりも室内まん中をめざしてください。(室内干しスタンドがあるならなおGOODです)

たくさん干すわけではないので、部屋干しくさーいとはならないと思うので安心です。(今までくさーいとなったことはないです)

 

手づくり加湿器

コーヒーフィルターで加湿

これは去年初めてやってみたものです。

タオルだけでは寝ている時にカラカラになってしまうので、なんとかしたいというところから探してみたものです。

ちはや家は不器用なので簡単にしてますが、ネット上にはおりおりして薔薇にしたりと、おしゃれなものもたくさんありました。

[timeline title=""] [ti label="step.0″ title="用意するもの"]
  • 空きビン(ジャムなどが入ってたものが大きさと重さで安定がいい)
  • コーヒーフィルター2~3枚(100均で売ってる安いのでOK)
[/ti] [ti label="step.1″ title="空き瓶の2/3位まで水をいれる"]

[/ti] [ti label="step.2″ title="コーヒーフィルターを大きめのジャバラ折りにしてビンにいれる"]

[/ti] [ti label="step.3″ title="平らで安全な所におく"]

[/ti] [/timeline]

リビングでは部屋の真ん中でテーブルなどにおくことをおすすめします。

また、寝室なら枕元がおすすめですが、寝相が不安な人は手の届かない場所におくことをおすすめします。

 

霧吹きを使う

100均などでも簡単に手に入る霧吹きでシュシュッと部屋にまく方法です。

何度かやったことありますが、リビングなどではまだいいかもしれませんが、衣類やベッド、ソファがあるところではちょっと…おすすめはしがたいかなぁと思います。

ただタオルを干すよりも即効性があるので、帰ってきたらシュシュッとするのも手です。

できるだけ霧吹きの細かいものがおすすめです。

 

湯をわかす

鍋の湯が沸騰している

ひとり暮らしなど狭い部屋なら、キッチンでお湯をわかすのも手です。

しかし、霧吹きとおなじで長時間湿度を上げ続けることはむずかしいので、タオルを干すなどとあわせてやるといいと思います。

 

ちはや家が加湿器をやめた理由

なぜ加湿器をやめたのかというと、電気代の節約でもなければ地球にやさしく!というわけでもありません。

ちはや

しまう予定の加湿器を捨ててしまった

翌シーズンには捨ててしまった加湿器は存在するはずもなく、再び何万もする加湿器を購入したんです。

再購入した年はとくに加湿機自体にはなんの問題もなかったのですが、当時はベッドではなく床にふとんを敷いて寝ていたものですから、

 

 

ちはや
 

ふとんが結露でびっしょり!

 

なのでふとんの下に敷く「除湿シート」で対応していましたが、それでも床の結露がすごかったものです。

床の結露の問題もあり、家族会議の結果「すのこベッド」の購入、使い始めたのですが、これまたベッドの下で結露!という事態になってました。

まぁ、ふとんがびしょびしょになっていないだけまだマシだなと思って結露をふき取ってました。

 

ところが年末のある日、大掃除のためローチェストをずらすと

 

ちはや
 

部屋のスミに黒カビ!

 

そうなんです、部屋のスミには湿気がたまりやすいのです。

一般的にタンスなどは壁側においてあるおうちが多いですよね。

冬場は外との温度差から結露しやすいのに、加湿をしていたため湿気のたまりやすいスミがかびてしまったのです。

 

よくよく部屋中を見回すと、部屋の上にも下にもいたるところにカビを見つけてしまいました。

 

カビはうわべだけふき取っても根が残るようですぐにまたカビが生えてきてしまいます。

乳酸菌で作られたというカビとり剤でなんとかふきとり、掃除しましたが「またカビるのか…」という思いしかこの時は残りませんでした。

 

こうもカビだらけの部屋だと加湿器自体は大丈夫なのか?!と疑ってしまったわけですよ。

フィルター・水受けは普段以上にしっかりとお手入れをして…

ん?

んん?

送風口から見えたものはなんだ?!

 

 

ちはや
 

洗えない・手の届かないところにカビ!

 

いやああああああ!

そこは分解できないですよ?洗えないですよ?

この現象によって、何万もする加湿器はもういらないという結論がでました。

 

そもそもなぜ冬は乾燥するのか

「なんで乾燥するの?」と素朴な疑問にかんたんにこたえられますか?

私は答えられなかったので、なぜ冬は乾燥するのか調べてきました。

 

季節的なもの

単純にいってしまうと、冬だから乾燥するのです。

ではなぜ冬だと乾燥するのかというと、空気中に含まれる水分量は気温が低いと多く含むことができません。

思い出してみてください。

 

夏の蒸し暑さを。

 

夏は気温が高いので水分を空気中に含むことができます。

なので「夏は湿度が高い」のです。

ただし乾燥しているのは太平洋側の地域だけなんです。

 

そう、日本海側はジメジメしているんです。

 

なぜかというと、シベリアからの湿った冷たい空気が日本に流れ込んでくると、本州の山々にぶつかり日本海側に雪をもたらします。

その雪をふらせた冷たい空気だけが山を越えて太平洋側へ流れ込んでくるから太平洋側は乾燥しているのです。

 

エアコンの使用

エアコン使用

夏場もエアコンは使用しますが、冬より湿度が高いのでエアコンを使用していても冬ほど乾燥しているとは感じません。

冬場は外が乾燥していることもありますが、エアコンの温風によって空気中の水分が飛んでしまうのでもっと乾燥してしまうのです。

ガスストーブや石油ストーブを使用しているおうちは加湿器はあまり必要ないことを知っていますか?
なぜならガスや石油を燃焼させることで水蒸気が発生するため加湿されるからです。
だから加湿器をつけるともっと湿気が多くなるので湿度の上がりすぎはカビの原因になるので気をつけましょう。

 

部屋を加湿していないとどうなる?

湿度計

室内が適度に加湿されていないと、次のようなことが起こりやすくなります。

  1. ウイルスや細菌の感染症にかかりやすくなる
  2. 肌がカサカサになる
  3. 脱水症状をおこしやすくなる
  4. 静電気がおきやすくなる

 

ウイルスや細菌の感染にかかりやすい

ウイルスや細菌は乾燥に強いものがおおく、乾燥している部屋だとウイルスが長時間空中を漂ってしまいます。

そのため外でついたカゼやウイルスが部屋の中で増えてしまい、結局カゼをひいてしまったりするのです。

冬場にはとくにインフルエンザウイルスに注意が必要です。

インフルエンザウイルスの生存率は

気温10℃・湿度20%で63%
気温10℃・湿度80%で35%

気温30℃・湿度20%で17%
気温30℃・湿度80%で0%

引用:第1巻 調べよう!天気の変化, 第 1 巻 学研プラス 編集

室温21℃、湿度65%の状態を16時間保てれば99%ウイルスの繁殖力や感染力をうばうといわれているそうです。

 

肌がカサカサになる

肌がカサカサになるということは、肌バリアの機能が低下しているということです。

肌バリア機能が低下すると、汗や摩擦など外からの刺激で肌トラブルが起きやすくなります。

体の内側の水分がどんどん外に逃げてしまうので、肌が乾燥してかゆくなったり赤くなったりするのです。

 

脱水症状をおこす場合もある

冬場は寒いので汗をかかないから脱水症状なんてならないわ~なんて思っちゃだめですよ。

汗はかかなくても皮膚から蒸発しているので、水分補給をしないと冬場でも脱水症状を起こす可能性はあります。

ちはや

こたつで寝ていると、脱水症状をおこすのと同じ

また、寒いからのどが乾かない、トイレが近くなるなど、水分はとらないけれども水分は出すということが多くなるので脱水症状がおきやすくなるのです。

できるだけ水分はこまめに取るようにしたいですが、アルコールやコーヒーなど利尿作用のあるものはなるべく避けるようにしましょう。

くちびるがかわいてきたら、脱水しはじめてるともいわれていますから、目安にしてください。

 

静電気が起こる

普段、静電気は、実は空気中の水分を伝わって少しずつ外に逃げているのです。

しかし、空気が乾燥していると少しずつ逃げることができないので、ドアノブなどの金属類に近づくと一気に静電気が逃げるので、とっても痛い思いをしてしまうのです。

 

洗濯物はよく乾く

メリットとしては、部屋干しした洗濯ものの乾きがよいことくらいですね。

でも冬場は乾燥しているのに、なぜ外干しするとかわきが悪いのでしょうか?

それは気温が低いと空気中に含むことのできる水分量が減るため、空気が乾燥していても、洗濯ものは乾きづらいのであります。

 

スイッチポンで加湿してくれる加湿器について

まぁ一般的な家電製品の「加湿器」のことですが、現在ちはや家は家電として加湿器を購入するつもりがないので詳しくは調べていません。

そんな私がおもう家電製品「加湿器」のメリットとデメリットについて簡単にまとめてみました。

 

メリット

  • 水を入れてスイッチを押せば、加湿してくれる
  • 一定の湿度を自動で保ってくれる

 

デメリット

  • 本体自体、安くはない
  • 電気代がかかる
  • こまめにお手入れをしなければならない

 

加湿したときに注意すること

結露した窓

冬は乾燥している日々が続くので加湿をすることが多くなります。

でも、加湿をするならば「カビ」についても注意しておかなければなりません。

ちはや家で気をつけている注意点は

  • 結露は必ずふきとる(毎朝必ず・気温や天気によって日に数回ふきとる)
  • ふとんなど出来る限り外干しや布団乾燥機を使用する(カビ・ダニの防止にも)
  • 衣服のカビに注意(湿気をすいとるのはふとんだけではないです、カーテンやクローゼットの中もチェックしましょう)
  • 1日1回は換気しよう(寒くても外の空気をいれてスッキリしましょう)

仕事などで一日中家にいることができない人もいると思いますが、朝5分でも夜5分でも窓をあけるようにするといいと思います。

 

またリビングや寝室などに温度・湿度計をおくことをおすすめします。

 

まとめ

ちはや家おススメの加湿方法は

  • 洗濯ものを部屋干しする
  • タオルを干す
  • 手づくりの加湿器をおく
  • 霧吹き

そして加湿をするときは必ず湿度が高くなりすぎないように注意しましょう。

窓が結露し始めたら湿度が高い目安と言われています。

 

また最初にも書きましたが、家電の加湿器が悪!というわけではありません

ちゃんと使っていてカビもなにもなく使われている方も多くいますから。

 

わたしはカビを見つけたことにより使用するのが怖くなってしまったので、加湿器を使わなくてもできる簡単・エコな加湿方法を紹介しました。

乾燥に負けない部屋づくりをしてくださいね!