オリオン座流星群2023のピークはいつ?埼玉でおすすめの方角や時間・場所を紹介!
オリオン座流星群は、ハレーすい星を起源とする流星群で1時間あたり20個程度という中規模な流星群です。
2006年に突然活発化し、2009年にかけて流星の数が多くなっていました。
しかし
2010年を過ぎたころから低調が続いていますが、12年周期で活発化する傾向があるので、少しずつまた流星数が増えるのでは?という話もあるようです。
2023年のオリオン座流星群に期待を込めて夜空を眺めてみましょう。
オリオン座流星群は、速度がとても速い流星群で明るい流星も多く見られるのでおすすめの方角と場所を紹介したいと思います。
オリオン座流星群 2023 のピークはいつ?
オリオン座流星群のピークは 2023 年 10 月 22 日 09 時頃です。
ピーク時刻には太陽が昇っていますが、21日夜半~22日明け方頃が見ごろになるでしょう。
オリオン座流星群は明るい流星も見られることで有名なので期待しましょう!
オリオン座流星群を観察するおススメの日時
2023 年 10 月 22 日 (日) 09:00がピークですが、21日 (土) 0:00~22日明け方に観察すると流星をよく見ることができると思います。
また前後数日はほぼ同じ活動規模となるのでピーク前後でも流星を見ることができます。
このとき、夜空を十分に暗い場所で観察すると最も多くて1時間に5個程度の流星を見ることができると思われます。
オリオン座流星群 2023 の見える方角は?
放射点と呼ばれる場所は東にありますが、広く空を見渡せる場所なら、どの方角を見ていても大丈夫です。
放射点は流星の出発点ですが、どの方角に流れるかはわかりません。だから、どこを向いていても大丈夫なのです。
2023年は月齢が6.4なので月明かりを気にすることなく、流星群を楽しめることができます。
流星群を埼玉で見るならここ!
たくさんの流星を見るために重要なのは明かりです。
街灯や人工の明かり (ネオンやビル、人家など) は避けておきたいものです。
街中で見るときは街灯がたくさんありますから、街灯の少ないちょっと離れた場所から観察することをおすすめします。
所沢航空記念公園【所沢市】
〒359-0042 埼玉県所沢市並木1-13 所沢航空記念公園公式ホームページ
所沢航空記念公園は解放公園なのでいつでも利用することができます。
西武新宿線 航空公園駅 からすぐの場所なので、電車で来ることも可能です。
また駐車場は4か所あり、合計580台止めることができて、24時間営業しているので流星群の観察にはとてもうれしいことばかりです。
広い園内のまわりを木々がおおっているため、外部の光が入りずらく、また園内の多くは芝生なので寝袋などを持ってゆっくりと寝転がってみるにはうってつけです。
アクセス方法
西武新宿線 航空公園駅 すぐ
関越自動車道所沢ICから国道463号を所沢市街方向へ約6km章
羽生スカイスポーツ公園【羽生市】
〒348-0003 埼玉県羽生市常木1175 羽生スカイスポーツ公園公式ホームページ
駐車場は2か所で合わせて98台あり、駐車料金は無料です。
アクセス方法
東北自動車道羽生ICから約5.4km
県立狭山自然公園【所沢市】
〒359-1154 埼玉県所沢市勝楽寺125-2 県立狭山自然公園
高台にある県立狭山自然公園は入園自由なので時間を気にせず流星群をみることができます。
また、駐車場もトイレもあるので安心です。
堂平山天文台【ときがわ町】
〒355-0366 埼玉県比企郡ときがわ町大野1853 堂平山天文台公式ホームページ
2000年まで国立天文台でしたが、現在は宿泊施設も兼ね備えた施設になってます。
アクセス方法
県道172号線(大野東松山線)で白石とお下。ここからは案内板どおりに進む
栃本広場【秩父市】
〒369-1998 埼玉県秩父市大滝栃本地内
星空の撮影スポットとして有名な所です。山の上なので防寒は必須です!
流星群を見るおすすめの方法
せっかく流星群を見るのならたくさんの流星をみたいですよね?
そこで流星群を見るためのおすすめの方法や観察時間についてまとめました。
おすすめの方法
- 暗さに目を慣らす(15分くらい)
- 仰向けになって星空を眺める
空が広く見渡せる場所で、首が疲れないようにすることと落ち着いてみることができることが理想です。
また、どうしても月や外灯などが避けられない場合は明るい方に背を向けてみるようにしましょう。
観察時間
- 00:00~明け方まで
- 最低15分は観察
観察時間は自由ですが、数分で流れ星がみれるわけではないのであきらめないようにしましょう。
また望遠鏡や双眼鏡など特別に用意する必要はありません。肉眼で見られますから、広い夜空を見上げてゆっくりと眺めてみましょう。
服装について
10月とはいえ、夜中は冷えるので温かい飲み物や羽織るものをもっていると安心です。
- 長袖、長ズボン、長めの靴下
- フリースやダウンの防寒着
- 帽子(ニットがおすすめ)
- 手袋やネックウォーマー
できるならこれくらいの服装をしていた方がよさそうです。
また仰向けになって見る予定の人は、敷物やひざかけなどあるととても便利です。
おすすめグッズ
あればいいよ!というおすすめグッズを集めてみましたので参考までにどうぞ。
寝袋
車内で観察するならブランケットなどでも大丈夫だと思いますが、外で観察するならやっぱり寝袋はおすすめです。
なぜならツーリングなどでも利用されるほどのものなので防寒に適しています。しかも夜空を観察するために芝生の上に寝転ぶならレジャーマットでもよいですが、そうすると上に掛けるものが欲しくなりますよね?
寝袋って思ったより気持ちいいものなんですよ♪使ってみることをお勧めします。
だったら寝袋が一番だと思うので、外で寝転がって観察を検討しているなら一度こちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。
水筒
自販機もありますが、一気に飲まないと冷めてしまうのが難点なので水筒に温かい飲み物をいれて持参することをおすすめします。
おすすめなのはこのトラベルタンブラーで熱い飲み物が勢いよくでてこないように工夫されていて、蓋をあけてもほこりが入らないようになっているのはうれしい仕様です。
カイロ
使い捨てカイロもいいんですが、意外と寒いとすぐあたたかくなくなるじゃないですか。
そこで、何度も使えて長時間温かいハクキンカイロをご紹介しますね。
オイル式ハンディーウォーマーなんですが、1回の注油で12時間も発熱してくれるんです。また温度も60度と高温なので冬のアウトドアにかかせなくなる逸品ですよ。
まとめ
少し前に比べると流星の数は減っていますが、まだまだ明るくきれいな流星が見られるオリオン座流星群は
- 2023 年 10 月 22日 09時前後にピークを迎える(21日21:00~明け方が見ごろ)
- 高台の公園などで見てみよう
- 横になり夜空を見渡せるようにするとよく見える
- 暗がりに目をならすと見えやすい
- 急いでも見えないので、ゆったりと構えて夜空を眺めよう
- 夜は冷えるのでひざ掛けやあったかい飲み物をもっていこう
私はオリオン座流星群で「火球」と呼ばれるすごく大きくきれいな流れ星に出会いました。
皆さんもきれいな流星に出会えますように☆彡